

第1会場 11:25-11:55
第3会場 10:20-11:20
2019年に(旧)日本フットケア学会と(旧)日本下肢救済・足病学会が合併し、日本フットケア・足病医学会が設立されました。ここでは、今までそれぞれの学会が行っていた認定制度(フットケア指導士、学会認定師)が、日本フットケア・足病医学会として新しい資格制度として始まること、その制度の全貌と魅力についてお伝えします。すでにフットケア指導士や学会認定師をお持ちの方、これから資格を取りたいと考えている方にぜひ知ってほしい内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
第3会場 16:20-17:50
フットケアの問題を抱える対象には多くの人が関わり、たくさんの時間をかけて対応しても治療が上手くいかないことや、予防ケアが徹底されないなど苦労することがあります。 ここではフットケアを行う上で対応が難しい患者さんにどうしたらいいのか、日頃感じている悩みや困りごとについて共有し、患者さんの行動変容をどう促すかについて一緒に考えていきたいと思います。日頃のモヤモヤした気持ちを解決するための糸口になるような内容になっておりますので、ぜひご参加ください。
第1会場 9:10-10:40
関東甲信越地方の孤軍奮闘するゲートキーパーにスポットをあてます。大都市と違い複数診療科が揃うことは難しい中、その地方ならではの苦悩、足りないもの、足りているもの、足病のゲートキーパーとしてのリアルと苦悩についてコメントをいただきます。
第1会場 12:00-13:20
血行再建など医療の進歩により切断を回避できる症例も増加しています。しかし切断することを避けていると、入院の長期化、耐性菌の出現、廃用、再発など様々な問題が出現することも事実です。このセッションでは、重症足病患者を、保存的に治療することのメリット、早期に切断することのメリット、そしてその問題点をそれぞれの立場より講演いただき、次のセッションの症例検討につなげます。
第1会場 13:25-14:45
実際の症例、そして多職種の模擬カンファレンスを通して、様々な職種の視点を取り入れつつ、切断か、温存か、患者のゴール設定を行いながら本気のディスカッションをします。
第1会場 14:50-16:10
フットケアの担い手としての看護師とセラピスト、技術面では共通する部分も多いですが、それぞれの役割は異なるはずです。それぞれの状況とルール、特徴、出来ること出来ないことを共有しつつ線引きをしっかりする必要があります。病院で出来るフットケアは何が目的か、セラピストのフットケアとの違いは何か?セラピストがフットケアするための基準作りは可能か?資格制度は必要か?看護師、セラピスト双方が安心して連携し、安全なフットケアを提供出来るために必要なことを考えたいと思います。
第1会場 16:15-17:00
高齢化の進展や糖尿病患者の増加に伴い、さらに増加が予想される糖尿病性潰瘍をはじめとした慢性潰瘍に対しての自己多血小板血漿(PRP)療法オートロジェルの有効性と現場での様々な使用法についてお話いただきます。
第4会場 9:30-12:45
月刊ナーシングとのコラボレーションし、2月号の特集を踏まえて基礎的な実践力を強化する企画です。フットケア指導士を対象としたフットケア技術講習とは異なり、足に興味・関心がある看護師を対象に「足の異変を見逃さない」ための基礎的な実習をメインとした一日コースです。フットケアを学び始める仲間を連れてフットケアを楽しく学べる内容ですので、ぜひご参加ください。
* 事前参加登録制となります。
詳細はHOMEのページにある『足病の基本とアセスメント・ケア実践講座』のご案内をご確認ください。
第2会場 15:35-16:15
2020年4月の診療報酬改定により慢性静脈不全に対する静脈圧迫処置が新設され、静脈性潰瘍に対する圧迫療法が診療報酬として算定できるようになっています。これは、弾性着衣又は弾性包帯による圧迫だけでなく、圧迫下の運動及び患肢のスキンケアによるセルフケア指導を適切に組み合わせて、処置及び指導を行った場合に算定できます。本講演では、静脈うっ滞性潰瘍を完治へと導くための創傷管理、圧迫療法、生活指導の基本と本院で実施しているその工夫をご紹介します!
第1会場 10:40-11:20
「透析患者のリアルに添うサイコネフロロジーの視点」
透析患者さんは、足だけでなくさまざまな問題に苦しんでいます。患者さんにとって、最適な透析の指標はなにか、透析治療の光と影について解説いただきます。
第2会場 9:10-9:40
「大学病院におけるCLTI診療のリアル」
CLTI診療において、血行再建と創傷管理は車の両輪のように同時並行で実施していく必要がある。血行再建は血管内治療の発展が著しいが、外科的治療が有効なケースも少なくない。また、創傷管理についても新たなデバイス・方法が臨床で実装されている。本セッションでは当学におけるCLTI診療とカテーテル室での実際を、最近の症例を中心に共有したい。
また、2022年に改訂された日本循環器学会の末梢動脈ガイドラインについても概説する。
第2会場 10:20-10:50
「下肢慢性創傷に対する在宅医療の必要性 ~現状と課題を踏まえて~」
長期の治療期間が必要な足部の慢性創傷においては病院だけでは治療が完遂できず、在宅との連携が必須です。病院、在宅医療、訪問看護の枠組みの中で制度上出来るそれぞれの創傷治療の範囲と具体的な依頼や申し送りの仕方やコツについて病院の医師、ナースにもわかりやすいように解説いただきます。
第2会場 10:55-11:25
「いつどこで使う補助療法 現状と将来展望」
足病変治療においては難治例が多いため、血行再建や一般的な創傷管理、NPWTだけでなく補助療法をいかに活用するかが非常に重要です。HBO、PRP、生体材料、再生医療なども含め様々な選択肢がある中で、何をどのように選ぶのか、ベストチョイス選択のコツと落とし穴も含めてご紹介いただきたいと思います。
第2会場 14:25-14:55
「スティグマに配慮するとはどういうことか?」
糖尿病の名称変更がニュースを賑わしたのはご存知の方も多いと思います。糖尿病の方はたくさんのスティグマに悩んでいます。このセッションでは、糖尿病やその合併症など病を抱える方のスティグマ、そして医療者はどのように対応すべきか解説いただきます。
第2会場 15:00-15:30
「糖尿病フットケアのリアル」
足病外科医だけでなく、足をみる内科医を増やすことは、この分野の発展に不可欠です。糖尿病内科医にとって足をみることの重要性、そしてその問題点を解説いただきます。
第2会場 17:25-17:55
「形成外科医の視点からみたSurgical Off-loadingの有用性と課題」
大きな装具や頻回なフットケアを要する難治性創傷の管理は医療者にとっても患者にとっても大きな負担です。サージカルオフローディングの基礎的な概念をわかりやすく解説頂くとともに、創傷管理のエキスパートである形成外科医の視点でサージカルオフローディングの重要性や課題を浮き彫りにして頂きます。
第3会場 9:10-9:40
「世界の足病医療教育と足病医不在の国に求められる教育とは」
本学会では下肢救済だけでなく足病全体についても考えていくべきであると思います。そんな中でトータルに足病教育を日本で根付かせていくにはどのようなことが必要か。医師の果たす役目、看護師の果たす役目、そして学会、さらに地方会はその教育の中でどのような役割を果たすべきか、米国足病医の教育を受けた立場からご講演いただきます。
第3会場 9:45-10:15
「足のプライマリケア」
本学会では下肢救済についてだけでなく、足病のプライマリケアを含む足病全体について考えていくべきだと思います。大学からプライベートクリニックまで手術治療だけでなく保存的治療、プライマリケアも含めた足の外科の診療を長年やってこられた井口先生に足のプライマリケア診療の現実と、「日本で足のプライマリケアを広げていくためにはどうすべきか?」をお聞きしたいと思います。
第3会場 14:25-14:55
「足の痛みとしびれのリアル~ガバペンチノイドの可能性と課題~」
足のしびれや痛みは足の外来の主訴で非常に多いものです。また下肢救済において疼痛管理も非常に重要です。運動器や血管の治療だけで解決できない痛み、しびれの問題をペインクリニックの視点からその診断と治療を解説いただきます。
第3会場 15:00-15:30
「むくみに対する圧迫療法は、患者さんと二人三脚」
足病について、特にプライマリケアにおいて下肢のむくみはとても多い主訴です。
ただ、浮腫に悩む方は多くとも、弾性着衣は種類が非常に多く、また程度や体格もさまざまであるため、選択の基準に迷う医療者も多いのが現状だと思います。特に廃用性浮腫の方は体の硬さや握力の問題からなかなか弾性ストッキングが履けない方も多く、何を勧めるか苦慮することも多いと思います。どのような視点でストッキングの選択をされているのか、またなかなか難しい患者教育などのコツを教えていただけたらと思っています。
第3会場 15:35-16:15
「足を守るためにシューフィッターができること」
足を守るためには正しい靴を正しく履くことが必須になります。靴の専門家であるシューフィッターの役割と、シューフィッターの立場で気づく足のトラブルとその対策についてお話しいただきます。
第1会場 17:00-17:45
足の総合病院と企業コンソーシアムが足からあなたの人生を変えるコラボレーションを
第2会場 16:20-17:20
再発性潰瘍の病態は、歩行によって繰り返される足部へのメカニカルストレスです。創傷治療と予防をより根治的に考えるためにバイオメカニクスが重要であることをこの領域に関わる多くの職種に知って頂きたいと考えています。今回、特にバイオメカニクスとの関わりが深い各専門分野のエキスパートの皆様がキズをどのように捉えているのか、それぞれの御立場からお話頂きます。
第2会場 11:55-12:55
経営視点から見て下肢創傷治療は低収益・入院の長期化などの問題を抱えています。2022年の診療報酬改定やwound hygiene、多職種連携の工夫などを絡めつつ、同様の課題を抱える施設で足病変治療の収益性を向上し診療を継続するための解決策を提示したいと思います。
第3会場 11:55-12:55
足病のプライマリケアにおいて爪の疾患は大きなウェイトを占めます。それと同時に糖尿病においても爪白癬は合併が多いことが知られています。井倉先生には糖尿病内科医の立場から糖尿病と白癬の合併と爪ケアの必要性を、五升田看護師には外来看護師、CVTナースの立場から、リスクアセスメントした上でフットケアを行う重要性とさらには爪のケアの実際についてご講演いただきたいと思います。
第2会場 13:10-14:10
血行再建困難症例に対する補助療法としてレオカーナを使用している施設も増加していますが、非透析患者やクリニックとの連携などまだまだ多くの課題があります。実際に多く施行している施設から、施行時の注意点、他の診療科やクリニックとの連携について解説いただきます。
第3会場 13:10-14:10
糖尿病と同じく足のトラブルが多い関節リウマチですが、そのケアについて糖尿病ほどは他職種連携が確立していないような印象があります。本学会員が糖尿病だけでなく、リウマチ患者のケアにも貢献していけるように、リウマチおよびリウマチ足の基礎知識をまずはお話頂きたいと思います。またさらに現在のRA診療の中でのフットケアの現状と課題、今後必要な他職種連携拡大についてもお話頂きたいと思います。
第4会場 13:00-14:00
進化を続ける巻き爪矯正治療に関して、最前線の情報をお届けします。巻き爪、陥入爪の症例紹介や爪ケアに関する内容を予定しています。さらに昨今活用の幅が広がる巻き爪マイスターの使用方法や、装着時の注意点など皮膚科医の目線でご説明いたします。